●朝ご飯は、元気のもと!
朝食をしっかり食べると「体温が上がり、体が活発になる」「脳にエネルギーが補給される」「腸が刺激されて働きがよくなる」など、1日の活動に必要なエネルギー源となり、元気に1日をスタートするには欠かせないものです。
朝からしっかり食べるには、朝起きてすぐに食卓につき、寝ぼけたまま食べはじめているということでは食事もすすまないでしょう。起床後に身支度を分担することや、子どもと一緒にお皿を並べたり、簡単な料理のお手伝い(卵や料理を混ぜる)をするなど、工夫してから朝食タイムにしてみましょう。
最近は、朝食の習慣がないお父さん、お母さんが増えてきました。朝食を食べる習慣は子どもだけでは身につきません。ぜひ、子どもと一緒に食卓について、なるべく同じ食事を家族そろって食べるようにしましょう。
●ステップ1 「まずは朝ご飯!」
エネルギーのもとになる食べやすいもので、まず食べる習慣をつけましょう!
〜おにぎり、ロールパン、バナナ、シリアル、ヨーグルト、牛乳など〜
●ステップ2 「もう一品プラス!」
野菜や果物などを足してみましょう!
〜プチトマト、果物、チーズ、納豆、味噌汁、カップスープなど〜
●ステップ3 「手作りメニューを!」
*ラップおにぎり(ご飯とシャケ、ごま、鰹節、のりなどを混ぜ、ラップで食べやすい好きな形ににぎります)
*残り物とじ(夕食の残り物=肉じゃが、ひじきの煮物、きんぴら、野菜炒めなどをフライパンで温め、溶き卵を流し入れ加熱する)
*具たくさんの味噌汁やスープを翌朝分まで作っておけば、朝は温めるだけで野菜たっぷりです。
●ステップ4 「家族と一緒に食べるとおいしい!」
乳幼児期は、味覚が育つ大切な時期です。家族でいろいろな味を楽しみましょう。五感も養われます。
<視覚>野菜の色、お肉の色、果物の色、きれいだね。
<触覚>触ってみよう。冷たい?柔らかい?
<聴覚>ポリポリ、シャキシャキ、バリバリいろんな音がするね。
<味覚>甘い、すっぱい、苦い、いろいろな味がするね。
<嗅覚>甘いにおい、香ばしいにおい、おいしいにおいってたくさんあるね。 |